2017年06月25日

ぬりもの館界隈は雨に打たれて賑やかに

 雨のぬりもの館の一階はクッキー屋さん、花屋さん、占い屋?さん、小間物屋さんが店を出し、それに集まるお客さんで賑っていて、二階ではひるさがり亭とザワザワした濃厚な空気が満ちていた。
 天気が天気ではあったが、常連さんの存在も心強いし、初めてのお方の姿も有り難い。今日はまた花の女子高校生が娘時代、若妻時代をすっ飛ばして、還暦の熟女として客席に来てくれている。
 何とも言いようのない暖かい空気が流れていて、
「ライブはいいよなぁ」
 なんて思う。
 出し物三つ。それぞれに持ち味が出てよかったなぁとは自画自賛であるが、このごろ一回一回会を重ねるごとに感じる手ごたえがうれしい。
 お終いにかつての花の女子高校生とぜんざいを美味しくいただいて、思い出話に花を咲かせて、ひるさがり亭6月席が幕を下ろした。

 お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
 
  


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2017年06月24日

「ひるさがり亭・6月席」 明日の予報は雨

 明日の天気予報はface10
 早朝は大雨、昼前は小雨。夕方からは雨。
 ところが、12時過ぎから3時ころまでは曇り。雨は降らないらしいのでひと安心。  
 エアコンを効かせて涼しくサッパリしたいものです。
 お客さんには、ごろっと横になって聴いていただけそうで・・・
  
 出し物ですが、江香さんは宮澤賢治の「どんぐりと山猫」を講談的に語ってくれます。
 賢治さんは故郷から東京に出てきてしばらく、寄席小屋を覗いては落語、講談を聴いていたそうです。
 その影響で作品の語り口には落語、講談のリズムが流れているというのです。
 どうなるかお楽しみに。
  


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2017年06月21日

 「ひるさがり亭 6月席」のご案内

 ひるさがり亭 6月席
  日時:6月25日(日曜日)
      午後1時開演
  場所:黒江ぬりもの館 2階ギャラリー
       海南市黒江680
       073-482-5321
  演目:落語二席
       近所付き合い
       ちしゃ医者
      講談一席 (未定)
       
  その他:入場無料
       今回も萬年さんのバレ噺が登場。
       「好きやなぁ」
        ホンマに感心します。

   梅雨の候 エアコンの効いた席で午後のひとときをお過ごしくだ   さいませ。        


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2017年06月20日

いさと寄席

 いさと寄席 有田川上流域に注ぎ込む四郷(よむら)川を遡った先にあるのが五郷(いさと)
 そこであったのが「いさと寄席」
 五郷サロンの新たな出発の日の栄えある行事に呼ばれたというわけです。
 この地には昭和14年に結成されたブラスバンド倶楽部がありました。当時の写真を見る限り青年団活動を想像させます。 
 戦時中には戦地に赴く出征兵士を勇壮に送り出したが、果たして何人生きて帰ったのでしょうか。
 土地には様々な記憶が刻み込まれています。

 こうして寄席を開いた土地の姿を紹介するのも意味があるんじゃないかと思うのです。

  萬年   花色木綿
  江香   壺阪霊験記
  忍狂   ちりとてちん

  1時間半。
  
  皆さんに楽しんでいただけたのだろうか。それならいいのだが。

「また来てください。電話しますから」
「はい、ありがとうございます。山一つ越えたらすぐですから・・・」

 初めての方と出会って、親しい友人のように別れを告げました。

 皆さん。五郷に行ってみてください。豊かな日本の原風景があります。
  


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2017年06月19日

 Iさん、長生きしてください

 風呂に入っていたら、江香さんがぺこぺこ誰やらと話している。声の調子からするとどうやら落語の出演依頼のようだ。電話が終わって、バタバタ近づいてきて、風呂場を覗きこんで、
「板木平さんから、7月28日」
「へえ、達者やったんや」
 昨年のこと、板木平さん、体の調子が良くないらしくて、息子さんに来てもらって、龍神から田辺市内の病院まで診察に行ってきたという。
「遠いですね」
「わしらだけではとても行けん酒、息子に来てもろうた」
と心細い話だった。過去三年は五月には連絡があるが今年はないので、やっぱり体の具合が悪いのやなぁと心配していた。
 それが、今夜の電話だ。
 おお、板木平さんはお元気なんや。
 江香さんは、
「老体に鞭打って頑張ってるというてたよ」
 今、田舎は本当に危機的状況です。
 板木平さんの後の方がいないのですから。
 日本って貧しいなぁ。  


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2017年06月14日

 佐藤光太郎さん

 明け方、なぜか饅頭怖いのネタを繰っていた。
「あの、人、饅頭が怖い言う人間、なんていうんやったかなぁ」
 なかなか思い出せない。
「ええわ。名前なんかどうでもええわ。松っちゃんでやったろ。けど、松ちゃんではなぁ」
 その時・・・おおーおおー霧の中から姿を現すように・・・みつ、みつ、みっつぁんがやって来た
「そうや、みっつぁんや。それで、山田?違う。松本?違う・・・おおおおおー佐藤や、佐藤や~佐藤光太郎や。やったー」
 年齢と共に記憶力は低下したのは仕方ないが、覚えていた記憶が消えているのだ。
 とその時、いきなり閃いたのです。
「佐藤光太郎?これって佐藤は砂糖、光太郎の光は蜜。そうか、甘いもん好きやねん」
 饅頭怖いの本質ではないが、ちょっとした仕掛けだったんや。
 初めて気が付いた次第です。
 他のネタにもこんな仕掛けがいっぱいあるんやろうぁなぁ。
  


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2017年06月12日

 6月に寄席が一つ増えました。

 朝夕が何とも肌寒いほど。
 家の前の小さな溝にポコポコ何やら獣の足跡がついていて、江香さんに話したら、早速見に行って帰って来て、
「四本の爪跡があった」
と恐ろしげに言う。思わず「ほんまかいな」と心の中でつぶやく。
 で、本日、有田川町の五郷出張所から電話があった。以前にお話していた寄席の話が本決まりになった、そのことだ。
 さて、五郷と書いてなんと読む? ええ、「いさと」です。
 有田川に上流の地で有田川にそそぐ支流をどんっどこ走った先にあります。
「五郷の集い」という地区の方の村おこしのグループがあって、その会に呼んでくれるのです。
 有り難いことです。
 張り切ってお喋りしなければなりません。
 ずーっと、和歌山の所謂過疎の地を走っていたら、
「ええ、こんなところにも集会所があるんか」
 とか、
「これは古そうな公民館やな」
と思わず車をバックさせることがあります。
「ここで、寄席を開けたら面白いな」
と想像するだけでわくわくしてしまうのです。 
 そんなところで寄席を開いたら、聞いてくれる方ばかりじゃなくて、建物そのものが喜んでくれているんじゃないかと思うことがあります。
 いさとで、どんな方と出会えて、建物がどんな話をしてくれるか楽しみです。
  


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2017年06月09日

 若い娘さんはええわ~

 6月7日 とある福祉施設に行ってきました。
 賑やかなのがええので、地元の三味線グループに出てもらったりしています。
 今回は「ユキコ」さんにお願いしました。
 彼女、22歳のピチピチ娘で、と言いたいんですが、やや変則です。
「わたし、診察券たくさん持ってます」
「なんで」
「近畿から出た途端、熱が出て、お腹の調子が悪くなって、動悸が激しくなるんです。で、お医者さんに行ったら、診察券を作ってくれるんです」
 なんぼほど、医者に行くねんと言う感じ。
 けど、彼女、音楽の才能があるんです。
「はい、楽譜読めないんですけど、一度聴いたら弾けるんです」
 電子ピアノって言うんでしょうか、それをまあ、見事に操ります。
 天が与えた才能なんでしょうね。
 そんなユキコさん、これからどうなっていくのか視界不良。
 霧が晴れたら目の前にどんな世界が現れるのか楽しみですね。
 とにかく若い娘はええわ~

  
 
  


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2017年06月06日

 お金を頂くこと

 施設訪問などをしていると言うと、
「ボランティアですね」
と聞かれる。で、
「ボランティアではありません」
と答えると、
「お金をとるんですか」
「いいえ、無料です」
「じゃぁ、ボランティアでしょう」
と来る。
 ボランティア=無料(無報酬)と言う図式が出来上がっている。
「有償ボランティアもありますよ」
と言うが、ピンとこない様子。
 まあ、それはともかく、先日、我々同様と言う高齢のアマチュア落語家(かなり有名な方です)が、
「アマチュアの方はすぐに無料です言うけれど、少ない年金暮らしの中から交通費など持ち出しで活動している方が少なくない。だから、私は少なくても交通費は頂くことにしている」
と話してくれた。
 技量があるわけではなく、お客さんに聞いていただく機会に恵まれないアマチュアはつい、「無料でいいです」と言ってしまう。
 先輩アマチュア落語家のお話を聞いてなるほどなぁと考えさせられた。
 総じて、アマチュア落語家の面々はお金をとっていない。賛助出演でも自前の寄席でも。
 素人演劇は入場料をとる。昔話の会も入場料をとっていた。それが会場費に充てるのかもしれないが。
 さあ、困った。いかがなものか?
 私たち坐・噺の会はお金は求めないが、「これは少ないですが」とお金を手渡してくれたら、ありがたく頂戴する。
 今はのところはそんな立場をとるのが関の山でそれから先は答えが出ない。
   


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2017年06月04日

 久方ぶりの大盛況、大日寺寄席。

 今日の大日寺寄席にはたくさんの方に来ていただきました。
 包み隠さず申し上げますと、大日寺寄席もひるさがり亭も大盛況ではありません。
 客席にはいつも閑古鳥が飛んできてカンコラカンと鳴くばかり。
 いつもいつも、
 「今日こそ、お客様がゼロじゃなかろうか」
 と背筋が寒くなるのですから。
 しかし、そんなのでも長らくやってられるのは、5,6人の方が足を運んでくれたらいいじゃないかと思っているからです。
  
 公権力には頼らず、巨大マスコミにも擦り寄らず、
 東に公民館があれば行って、
 「いい建物ですね。ここで寄席をさせてください」
 と言い、
 南に集会所があれば、
 「ここならたくさん来てくれるやろ」
 ただわずかなチラシだけを配り、
 軽トラに舞台道具一式積み込んで、
 西に一人暮らしの老人があれば、行って、
 「いいじゃないですか。笑って暮らしましょうよ」
 と慰め、
 北に疲れた母あれば、
 「オモシロなくても笑ってみてください、そのうち本当に笑えますよ」
 と分かったように言い。
 落語も聞かず、稽古もせず、
 出たとこ勝負で笑ってもらう、
 私はそういうものになりたい。
 
 何やろこれは?
 
  


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