2017年04月27日

 「ばんば」の話。

 意味不明の言葉に出会ったら、意味が分かるまで何となく気が晴れない。
 半月ほど前、江香さんが、
「大阪に行った時やけど、店じまいした古い文房具屋さんがあって、表の看板に、『文具・切手・ばんば』て書いてあったけど、ばんばってなんやろ」
と首をかしげた。
「さあ、ばんばなあ?馬場のことなら、ばばやし。だいたい、文房具店には関係ないし」
 萬年さんは噺の会の生き地獄で、何しろ、私鉄、国鉄(今はJR)の鉄道線路の幅を即座に何センチと言えるほどである。その師に尋ねたがさすがに「ううん」と唸るだけ。
 ところがある日、「雑誌・大阪弁」を見ていた。昭和二十年代の発行というまあ、古い雑誌だ。全7集まであって、8集が発行予定であったが、どうやら経済的な理由だろうが、発行されず仕舞いだった。その後ろに毎回、大阪弁が「あ」から順番に掲載されている。
「そうや、『ば』のところに『ばんば』があるんやないやろか」
と見たら、あった、ありました。
 「ばんばー火種用の鉋屑」
 そうなんや。火種用の鉋屑やったんか。するとやで、落語「寄合酒」
で、かんてき(七輪)で火がなかなかつかないので、
「火種いれましたやろなぁ」火種がと言う、その火種がばんばやったんやないやろか、と思い当たった。
 色々、資料を持っていたら役に立つことがあるもんです。
 はい、「ばんば」の話でした。

 ついでに、火を「いこす」と言いますがこれは熾す、「おこす」のことです。  


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2017年04月23日

 「ひるさがり亭」四月席、あれこれ。

 12時52分。お客様は一人。
 「いやな予感がしてきたなぁ」
 「これからの八分が勝負」
 そう、その通りで、階段を上る足音が複数聞こえる。客席に声が行き交う。
 「ほらね」
 一番を太鼓を打ちなおして(CDだが)、舞台にでた。いつもの出演者全員のご挨拶だ。
 ざっと、数えたら12人。いいじゃないの。見事に「つ」離れができているじゃないか。しかも、客席には初めての顔がある。お馴染みの顔がある。有り難いことやでと演者の声。
 第50回目は無事、済んだ。済んで後片付けして階下に降りて、ぜんざいを注文した。
 すると客席にいた老淑女に呼ばれた。用件は、介護付きマンションにお住まいの方で、そこのホールで落語をしてもらえるかとおっしゃる。
 「いいですよ。行きます、行きます」
 行事担当の方に話してからのことだそうだが、実現しそう。
 アイスクリームを買って食べながら帰った。
 そんな、あれこれでした。  


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2017年04月21日

 「黒江ひるさがり亭」4月席はこの日曜日です。

 ひるさがり亭4月席のご案内

 この日曜日に「ひるさがり亭4月席」があります。
 50回目と言う節目でありまして、普通に淡々と思っておりましたが、
江香さんが、
 「せめて、飲み物くらいは」
と言うので、オークワで20本買ってきました。
 「余ったらみんなで分けよう」
と、お客様の入りについてかなり気弱な発言です。
 数に限りがあります。20人を越えたら、自動販売機に走るつもりですが…用意できない場合は…申し訳ありません。

 出し物です。順不同、演者不問で
   出世の白餅。
   十徳。
   天神山。
   紀州。
 
追記:今日は御坊市の亀山サロンにってきました。皆さんに大変良く    していただきました。有り難いことです。
    お土産に新玉ねぎを頂きました。
   「十字に包丁を入れて、3分間、チン言わしたて、ポン酢を掛けて    食べたら美味しいよ~」
   て、教えていただいてその通りにしたら、凄くおいしかったです。
   皆さんも新玉ねぎが手に入ったらやってみてください。
   
   
   


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2017年04月16日

 九島院寄席

 九島院は大阪は九条にある黄檗宗の寺院です。
 落語大学同期の千里家罰太君が主催する寄席がありました。
 前半三つが落語。後半はリラックス体操?フールーズさん(瓢箪で作った)中国笛の演奏、そして江香さんの壺阪霊験記があって落語でお終いでした。
 前半の三つは、忍狂、志ん香さん、罰太で、四十年以上のお付き合いがある三人でした。
 私がトップで、代書屋でしたが、何のことはない大いに客席を冷え込ましてしまって、それ以後も回復できませんでした。申し訳ないなぁとずいぶん落ち込みました。
 このところ、どうも低調で、先日は寄合酒でスコントとはずしてしまって・・・
 落語ってやっぱりストーリーやなぁと改めて思いました。代書屋も寄合酒も部分部分の笑いの集まりと思っていたのですが。やっぱりストーリーとして捉えないとあきません。
 次はこの21日です。いずれかのネタで再挑戦です。

   


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2017年04月10日

 サロンそして老人会へ

 土曜日は町内の老人会のお花見に呼ばれました。が、あいにくの雨。江香さんと私、そして孫のふうちゃんの三人で行きました。嫁さんが二人目を出産したので連れて行きました。
 ふうちゃんは、落語、講談のことを
「パンパン、する」といいます。
「みんなの前で歌うたう?」
「うん、歩こう歌う」
 と言うのですが、舞台に上げてもやっぱり恥ずかしいので唄いません。そのうち二人目の孫が大きくなったら、一緒に歌でも歌うんじゃないかなぁと思います。
 孫連れジジババ、寄席行脚が出来そう。
 で昨日日曜日は、美浜町の老人会でした。何でも、発足記念会だそうでした。
 皆さん元気で、意欲に燃えていました。
 雨も午前中であがり、青天とは言えませんでしたが、まあまあの空模様。新しく発足した老人会が活発に活動したらいいなぁと思いました。
 坐・噺の会は直接地域おこしをすることはできませんが、景気づけにはなると思っています。
 そんな、こんなの土曜日、日曜日でした。  


Posted by 彦八 at 09:31Comments(0)

2017年04月06日

 少し早いですが「ひるさがり亭・四月席」のご案内

 ひるさがり亭もこの4月23日の公演でちょうど50回目になります。
 平成25年の1月からコツコツやって来た結果です。
 で、タイトルを
 ひるさがり亭 50回記念公演
  100回目に向かって
   「ヨーイ ドン」
  としました。

 日 時  4月23日 日曜日
 場 所  海南市黒江「黒江ぬりもの館」 2階ギャラリー
       海南市黒江680
       ☎ 073-482-5321
 そのた  入場無料

 特別な珍しいプログラムはありません。いつものように、いつものごとくです。
   


Posted by 彦八 at 20:03Comments(0)

2017年04月06日

来年のことを言ったら鬼が笑うけれど・・・

 リピーターと言ったら失礼かもしれませんが、お邪魔した所から、
 「次回も」
と要望があるのは嬉しいことです。
 それも来年のことなんです。
 平身低頭。
 落語そのものの力でしょうが、こんな世知辛い世の中、政治家や巨大企業に巨大マスコミがくっついたら、それこそわれわれ庶民に太刀打ちできるものではありません。
 だからこそ、我々一般庶民それぞれが持ち味を生かして互いに助け合い、補い合うしかありません。
 笑こそ力です。地響きのように笑いが日本国中に、世界中に広がりますように。
 庶民が互いに敵愾心を持たず笑っていることこそ権力の脅威なのです。
 ちょっと、意気込んでしまいました。
  


Posted by 彦八 at 19:56Comments(0)

2017年03月27日

ひるさがり亭 3月席顛末

 昨日(3月26日)はひるさがり亭でした。
 24日に義父の容体が急変して、「ええ、もし死んだら、25日が通夜で、26日が告別式や。ひるさがり亭、どうしよう?」
「萬年さんとばった(千里家ばった。同期)の二人でやってもらおか。それとも、狂楽に頼んで出てもらおか、いや年度末で忙しいやろし」
 気をもんだのなんの。
「亡くなるなら、24日の夜中を過ぎて25日までもってほしい。それなら、26日の通夜、27日の葬儀・告別式になる。通夜なら、ひるさがり亭のトップに出たら、納棺予定の2時半に間に合う」
 結果は25日の朝、7時15分に亡くなった。何とも有り難い義父様様です。
 どんなことがあっても舞台に穴をあけるなと言うメッセージに違いないと勝手な解釈をした。さあ、今年はもっと気合を入れなくてはなりません。
 
   紀州飛脚
   代り目(替り目とも。正解はあるの)
   馬の田楽

    お客様 7人。

 次回のひるさがり亭は、4月23日です。
   


Posted by 彦八 at 19:12Comments(0)

2017年03月24日

 ひるさがり亭・3月席のお知らせ

 ひるさがり亭・3月席
 日時:3月26日 (日曜日) 
     午後1時開演
 場所:海南市「黒江ぬりもの館」
       海南市黒江680番地
       073-482-5321
 出し物
     紀州飛脚
     代り目
     馬の田楽
 その他:入場無料

   皆様のお越しをお待ちしております。
 

  


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2017年03月20日

フラワーヒルに出演

 フラワーヒルってなんだと思いますか?
 そうです、フラワーは華、ヒルは岡で「華岡青洲の里」のことです。
 とってつけたようなネーミングですが、フラワーヒルってきれいは響きです。
 そこで、粉河の地域おこしの会が、華岡青洲について地元の池田章先生が講演なすって、その後で、落語、講談を聞いていただいたというわけです。

  今日の演目は、
  つる・・・和歌亭萬年
  華岡青洲伝「わいは日本一の田舎医者・・・ひさご亭江香
 でした。

  次(3月23日)は地元のサロンに行って、26日はひるさがり亭です。

      
  


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