2018年05月28日

「受ける」は「受け入れられる」

 27日は「ひるさがり亭・5月席」でした。
 源兵衛玉、ネタ下ろしということもあったけれど、客席は水を打ったようにシーンとしました。
 喋っていて、まるで客席とのコミュニケーションがなくて、
「こりゃ、アカン」
と、路頭に迷いました。路頭じゃなくて舞台ですが・・・
 一番に出て、客席をとことん冷え込まして、後の演者に大変申し訳ないことをしました。
 で、家に帰って、あの「静寂のシーン」をあれこれ考えました。
 結論としては、お客さんに「受け入れられなかった」ということです。
 原因はいくつもあるでしょうが、とりあえず、お客さんも、
「どうしていいのか」「これは一体なん」「、舞台で一人じゃべっているが、何も伝わってこない」「あいつはどうしたいのだ」
 ということでしょう。
「受ける」とか「受けよう」とかいうけれど、お客さんから見たら「受け入れる」ということじゃないかと思った。
 受け入れられるように、準備して舞台へ第一歩を踏み出し、第一声を出す。それが大事なんだなぁ。
 次に生かせますように。

  


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2018年05月26日

 空堀亭「ふくひき寄席」

 福引が始まったというので「ふくひき寄席」とええ加減に命名して、今日が3回目の寄席だった。
 3回もやると「ふくひき寄席」がええ加減なネーミングじゃなくなってきたから不思議だ。
 下座に同期の扇笑が入ってくれて生下座となった。
 CDみたいに完成度はないが、やっぱり生はええです。
 私は急遽、太鼓をたたきましたが、約45年ぶりでした。
 千里家ばっ太。彼も同期で、つい最近まで「罰太」と書いてたんですが、字面がよくないので「ばっ太」と改名したみたいです。
 彼が七度狐をやったので、扇笑君が三味線を弾いて、私が太鼓と鉦、銅鑼を担当しました。
 45年前に落大で知り合った仲間と何十年ぶりに共演したというわけです。
 次回、ふくひき寄席は7月28日です。
 
  


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2018年05月24日

 「ひるさがり亭5月席」のご案内

 「ひるさがり亭・五月席」のご案内

日 時 :5月27日(日曜日) 午後1時開演
場 所 :黒江ぬりもの館 二階ギャラリー
     海南市黒江680 
     ℡ 073-482-5321
出し物: 源兵衛玉 
     大石順教尼物語(講談)
     平の陰
     悋気の独楽
その他: 入場無料
     駐車場もあります(お電話でお確かめください)。

  


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2018年05月22日

 海辺の町、大崎で、寄席。

 今日は海南市下津町の大崎会館で寄席の日でした。
 大崎は海辺の地区で、途中の坂道には「紀伊国屋文左衛門船出の地」とありました。
 私的には、大崎は漁村だし、船出の地と石碑のある場所は大崎に距離があるから、「それは疑問だなぁ」と思っていました。
 ところが、会場の準備が終わって、隣にある公民館で雑談をしていて、下津町誌を開いたら、なんと大崎は漁村ではなくて、古代から続く海運の地であることがわかりました。
 大崎は現在、大崎といわれている所ばかりでじゃなく、石碑のあった、いやそれよりもずっと広い地を「大崎」と呼んでいたのです。
「それなら、紀伊国屋文左衛門と思しき人物がここ大崎から船出したとしても不思議はないなぁ」と思いました。
 江香さんが地名を大崎に代えて「紀文―宝の入船」を演じたのは間違いじゃなかったのです。
 肝心の寄席ですが、会場には地域の皆さん、22名が参加してくれて、大大盛況でした。ありがとうございました。
 相撲場風景    萬年
 紀文ー宝の入船 江香
 二人くせ      忍狂
  お天気も良くって、いい日になりました。  


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2018年05月21日

 内観学会で落語と講談

 5月20日に京都で内観学会がありました。
 場所は佛教大学です。
 内観は日本的心理療法で詳しくはネットで調べてください。
 そこお昼時にランチョンセミナーが1時間ほどありました。そこで、内観に関する落語、講談を聞いていただきました。
 むろん、そんな噺はありませんので、依頼を受けた先生からお聞きしたケースをもとに作った、いわば新作です。
 心理的に問題を抱えた方の切実なお話を落語化、講談化するのですが・・・
「やってみます」
とお引き受けした手前、おしゃべりさせていただきました。
 セミナーはともかく学内の奇麗なこと。
 まるで、公園の中に学舎があるっていう感じで、わが青春時代とは隔世の感があるなぁと、しみじみ感じました。
 終わって、控室で昼食をいただいていたら、長野から来られた方から、
「50人ほどの小さな小学校ですが、そこで人権にかかわるお噺をしていただけないか」と依頼を受けました。
 ありがたい話ですし、いい経験になるから、
「伺います」
とお返事したんですが、家に帰って、いろいろ考えた末、お断りしました。
 ともかく、落語や講談を聞いていただく活動をしていますといろいろと出会いがるものです。
 明日は、海南市大崎公民館で聞いていただきます。
  


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2018年05月18日

 大きな町は、集客力があります。

 昨日は高槻の服部図書館で「落語音講談を楽しむ会」があって、出してもらいました。
 図書館行事で巣ので、申し込みが必要なんですが、定員50人のところをわずか二日で札止めになったそうです。前回は半日で札止めになったので苦情が出たんだそうです。
 さてそこでなんです。それほど人気があるのならもっと大きな会場にというので別の図書館にしようとなったらしいです。その図書館から館長さんや担当の方が寄席を見学に来られて、
「さーやるぞ」
となったところで、中央図書館長様から、
「だめだ。図書館は静かに本を読むところだ」
とストップがかかり、その上、服部図書館の「落語と講談を楽しみ会」も、
「年四回は多すぎる、半分の二回にしなさい」
となったんだそうですよ。
 確かに、開架図書室や読書室、資料室、とにかく静かにすべきところではやったらあかんのは当然としても、会議室など迷惑のかからないところなら、むしろ落語の歴史を調べようとか、どんな噺があるのか知りたいというので読書のきっかけになるのではありませんか。
 館長は公僕ですよね。住民の願いを実現する立場であって、禁止したり、人に命令できる立場ではないはず。
 住民の方の意見を聞いたらどうでしょう。
 長が付くと、自分が特別に偉くなったような錯覚になるのが日本人のダメなところです。
 ほんま、腹立ってきた。  


Posted by 彦八 at 11:46Comments(0)

2018年05月14日

 雨がザァーザァー降ってきた。

 昨日は湯浅、庵茶屋の第11回「いほり寄席」でした。
 朝から雨。天気予報はもちろん大雨。
 せめて荷物を下ろす時間だけでもやんでくれたらと願うも虚しく、大雨。
「お客さん。来てくれるやろか?」
「雨やよってなぁ」
 などなど。
 結局、ふたを開けたら18人も来ていただきました。
 ありがたいことです。

 会が終わって、いつものように反省会というか次回の打ち合わせをしました。
 テーマは「動物」 
 動物の出てくる噺をやろうということで解散しました。
 ひょっとしたら、藤本先生のご自宅が会場に事もありそうです。  


Posted by 彦八 at 11:11Comments(0)

2018年05月06日

 湯浅、「いほり寄席」のご案内

 いほり寄席のご案内
 日 時: 5月13日 日曜日 午後一時開演
 場 所: 有田郡湯浅町20-1
       庵茶屋の和 
       二階「いほりの間」
 電 話: 080・8313・7919
 そのた: 入場無料 
       駐車場あります。
 
  出し物:テーマ「仕事」に関する噺と話
       青空散髪
       紀文「宝の入船」
       お話
       セールスウーマン
       一文笛

 時候のいい頃になりました。
 古い町並みの中の寄席です。
 皆様のお越しをお待ちしております。
  


Posted by 彦八 at 19:46Comments(0)

2018年05月05日

 二代目桂小文治の「七度狐」

 七度狐。
 下げは、
「お百姓が旅人を騙した狐を追い詰めて尻尾を思い切りひっぱった」「狐の尻尾が抜けたと思ったら、大根抜いとぅりました」
 というのが今、演じられている七度狐。
 ところが落語辞典によれば、七度狐の別名は「庵寺」で、
 お百姓が
「いい加減旅のものをだましておかぬかい」
 と言ったら、狐が、
「いいかげんに庵寺つぶしておかぬかい」
が下げで、なるほどそれで「庵寺」かと思ったが、それがよく分からない。分からないから、大根の下げになったんだ。
 で、二代目桂小文治さん(大正時代に東京に行ったきりで、大正7年に桂小文治になった)の音声があって、それを聞いたら、
狐が「おい百姓色男ぶって庵寺つぶすなよ」
と言っている。
 やっぱり言うてると思ったが、やっぱり意味が分からない。
 それはそれでいいが、子供をあやす幽霊が出てきて子守歌を歌ったり、幽霊が相撲を取ったりの場面が描かれている。
 それも面白いなぁと思った。
 いつかそれでやってみたいなぁと思った。
 古いネタを調べたらいろんなことが分かるもんだ。  


Posted by 彦八 at 21:49Comments(0)